年が開けた。
新年一発目に選んだのは、東伊豆町片瀬白田。まずは地元民とともに初日。白田川河口左岸より光を浴びた。
今年はどんな年にしようか?
年が変わるということともに新たなスタートを切る予定だ。
白田川親水公園
初日をしっかりと目に焼きつけたあとは、一時間ほど周辺を散策した。グーグルマップで存在を知っておきながら訪れたことの無かった「白田川親水公園」を散策。
伊豆急行片瀬白田駅前のちょっとした庭園風の公園だが、割と大きな池があったり、さらに綺麗に管理されたトイレまであった。トイレをありがたく使わせてもらう。
トイレを出てふと池の前に立つと、コイが泳いでいて元気にこちらにすり寄ってきた。
・・・、強いな。
本来ならばもう冬眠でもよい頃であろう。しかし、矮性のヒバに覆われた池のコイたちはどこかのもっと深いプールに移してもらえることもなく、この浅い池で冬を越すよううだ。寒いのにみな元気である。
これは負けてはいられない。
堤体を目指すことにした。
小さな谷止工へ
向かった先は小さな谷止工。過去に何度も訪れている場所だ。先行者はおらず現場は貸し切り状態。近くの道幅の広くなったところに車を置き、しばらく堤体をながめる。冷たい風に堪らなくなり車に戻ってベンチコートを一枚はおる。
風速計で計測したところ風は最大で1.4メートルほど。
音を鳴らすには好条件だ。風は谷止工本体の方向から吹いている。さらに周辺には樹高20メートルを越えるスギの渓畔林。もう1月になってしまって落葉樹では遮光がキツいが、常緑樹の下なら困らない。
新年一発目ということでかなり手堅い場所を選んでみたが結果は大成功であった。
大した予定では無い・・・。
歌は午前中で切り上げた。その後は再び白田川沿いを下って磯亭へ。二階窓から白田橋を行き交う車を眺めていた。
磯亭で昼食を摂ったあとは帰路に就く。もっと正月の白田川を満喫したかったのだが、このあとに予定が入っていたからだ。
大した予定では無い・・・。
ただ、そのためにこれから沼津に向かわなければならない。
後ろ髪を引かれる思いで帰路に就いた。