あたらしい音楽関係のしごと7選

あたらしい音楽関係のしごと7選

今回は、あたらしい音楽関係のしごと7選というテーマでお送りする。

砂防ダム等堤体類をまえに歌ってみて・・・、

楽しい!と感じた方向け。

だったら、これをいっそ仕事にしてみませんか?という提案である。

屋外メインの仕事からインドアメインの仕事まで書いてみたので、参考にしていただけたらとおもう。

2月8日。山梨県南都留郡山中湖村。

屋根やさん

あたらしい音楽関係のしごと。1選目は「屋根やさん」。

堤体前という空間において、屋根を提供する仕事だ。

砂防ダム等堤体類を演奏施設として使用するとき、屋根があることによって様々な効果が得られる。

雨よけ。

日よけ。

歌いやすさ。

傘や日傘があることから考えれば、上の2つはなんとなくわかるとして「歌いやすさ」とは。

音に詩が付いている。とも、詩に音が付いている。とも解釈できる歌において、プレーヤーは詩を大事に扱いたい。

詩に書かれている「ことば」により近づくためには、歌に集中力をもって取り組むようにしたい。

よけいなことは考えず・・・。

そんな根性論から道を切り開いていくことも大事。しかし、ものごとに集中するためには、まずはそれに見合った環境をつくりだすことが重要だ。

プレーヤーにとっていちばん歌に集中できる「明るさ」を用意すること。

自身においては圧倒的に暗いところで歌うのが好きだ。

一年を通じて、なるべく木の生えている堤体前に立つようにしている。とくに、落葉樹が葉を付ける夏期のゲームにおいては、頭上を渓畔林の葉が覆っていて、空からの光を遮断してくれるようなところに立つ。

落葉樹の葉によってできた暗がりの下に入ることによって、詩の持っていることばに対し驚くほど近づくことができるからだ。

環境要因によって形成された屋根の下に立つ。そのことによって、プレーヤーは歌いやすい状況というものを手に入れることができる。

やはり屋根というものは大事だ。

ならば常緑樹、落葉樹ともに木々に乏しい堤体前では、屋根を人工的に作り出すということが有効になってくるだろう。

タープテントと呼ばれる広大な一枚布をプレーヤーの頭上に張ることが出来れば、渓畔林のときと同様の効果を得ることができる。

タープテントのカラーはブラック、ネイビー、ダークグリーンなど暗めのカラーがいい。堤体前に暗がりを作り出すことを目的としているからだ。

数人のプレーヤーによって、セルフサービス形式で設営されるタープテントもいいが、プロフェッショナルサービスによるスーパータープテントの実現に期待をしたい。

図太い金属製パイプを河原に突き立て、ぶ厚い布を張ったヘビーデューティー仕様のタープテントはプレーヤー各氏から絶大な信頼を得るだろう。

職人技によるタープテントの設置・撤去はじつに見事なものだ。華麗な身のこなしによってタープテントが張られるシーン。一つ一つの所作に無駄がないタープテントの解体シーン。

設営されたタープテントの美しさ、的確さのみならず、お客はそのかたちが出来上がるまで、また無くなるまでの一部始終をひとつのエンターテイメントとして観察することができる。

あたらしい音楽関係のしごと。1選目は「屋根やさん」。

ワカサギ釣りのドーム船は、
湖上の「屋根やさん」。
雪の日でも出艇!
湖上の快適フィッシング。

食べ物屋さん

あたらしい音楽関係のしごと。2選目は「食べ物屋さん」。

食べ物屋さんといえば当ブログでも毎回のように登場するわけだが、やはり人間が生きていく上で食は欠かせない。

各地の堤体に向かっていて、その場所ごとにある食べ物屋さんにはお世話になっているばかりである。

砂防ダム等堤体類というのは数に地域差があって、たとえば伊豆半島であれば狩野川水系がいちばん多い。また、単一の市町村として見れば、狩野川上流域を広くカバーする伊豆市がいちばん多い。

山梨県であれば甲州市。甲州市といえば日川、重川。

ただし、上記のデータは堤体の単純な数のことを言っている。「入客」という観点から見て重要なことは、お客が実際に来て歌いたくなるような堤体を自治体が持っているかどうかということ。

自治体としては数が多い、少ないを気にするより、本当に「戦える」堤体を保有しているかどうかが重要だ。

結局、個人としても集団としても堤体というものは見た目、明るさ、水量、ノイズなどの要素によって、一つ一つ評価がされてしまう。さらにその評価はランキング化もされてしまう。

堤体のランキング化が行われるなかで、食べ物屋さんは優れた堤体の近くにあることが理想だ。

音楽好きを多数むかえる食べ物屋さんとして、店をアピールするための要素は数多い。飲食店としての商品情報のみならず、堤体の万物流転に関する情報。

葉っぱの状態、水量、開花状況、旬の食べ物、道路の通行止め状況、土砂崩れの状況など。

いまのいま(リアルタイム)を伝えてくれることによって、お客側は安心してその地をおとずれることができる。

あたらしい音楽関係のしごと。2選目は「食べ物屋さん」。

食べ物屋さんへ。
室内は暖かい。
今日の天気が気になる・・・。
その前にまずは腹ごしらえ。

タクシー運転手

あたらしい音楽関係のしごと。3選目は「タクシー運転手」。

どこかイイトコ連れてって!

そんなお客の要望を叶えるのがタクシー運転手の仕事だ。

木の状態、水量、いまの時間帯などの条件から、もっとも良い堤体前にお客を送り届けなければいけない。

どんなところに行きたいですか?

堤体前の景色についてはアンタにお任せすると言っている。

先客がすでに入っているのはイヤらしい。ならば人が入っていないところに案内しなければならない。

タクシー乗り場には、そもそも杖を突きながらやってきた。足はあまり良くないのだけれど、それでも堤体前に立って歌いたいのだという。

あとはトイレが近いのが悩みだと。

そうか。では、トイレからあまり離れていない堤体が良さそうだ。

たったいま後部座席に乗り込んできたこのお客を満足させるため、今日までに培った経験と観察力をフル稼働させ、どんな堤体前がいいのかと想像する。

美しき自然条件だけがお客の要望とは限らない。演奏施設として一定時間を過ごす堤体前について、お客がなにを欲しているのかというところを聞き出し、それに見合った場所を用意するのがタクシー運転手の仕事だ。

野趣あふれる堤体前がいいのか。

響きのいい堤体前がいいのか。

快適性にすぐれた堤体前がいいのか。

足が不自由でもたのしめる堤体前がいいのか。

場所を多く知っていればいるほど、お客のニーズに合った場所を案内できるはずだ。

「なにアンタ。イイトコ知ってるじゃない。名前はなんていうの?あらそう。じゃ、つぎはアンタの名前で頼むようにするからね!」

あたらしい音楽関係のしごと。3選目は「タクシー運転手」。

美しき自然条件だけがお客の要望とは限らない。
何を優先して欲しいのかはお客によって異なるからだ。
お客のニーズに合った場所を案内したい。
とにかく場所をたくさん知っていることが重要だ。
自分自身を売り込んで!

お土産やさん

あたらしい音楽関係のしごと。4選目は「お土産屋さん」。

前述のとおり2選目では食べ物屋さんをあげたわけだが、実のところ現代の飲食店というのはメチャクチャに忙しい。

もう、メチャクチャのグチャグチャのコテンパンに忙しい。森山自身、かつて牛丼店で働いていたからわかる。

商品をつくる。

皿洗いをする。

厨房、客席を掃除する。

これだけでもモームリさんしたくなるくらい忙しい。

原因は食材価格の高騰。光熱費の高騰。各種備品の値上げ。店を潰したくないなら人件費を削減しろということになる。驚くほど少ない人数で店舗を運営するよう指示がくる。指示を出すのは、飲食店各店をとりまとめる運営本部。

従業員一人あたりの業務量が爆発的に増えるなか、何が楽しくてこの仕事を始めたのだと自分自身に問いかけるようになる。

お土産屋さんの仕事がチョロいと言いたいわけではないが、雇われという身分で現実的に活躍をしていくことを考えれば、わずかでも業務量の少ない(汚れの少ない)仕事を選ぶほうが賢明である。

もちろん飲食店をやっていて、それでもワタシはお客さんと会話ができるくらいの余裕があるよ。きちんと店を回せているよ。という人は、そのまま飲食の仕事を謳歌すればよい。

飲食店をやる。土産物屋をやる。いずれの仕事をやるにしても、お客と雑談ができるくらいの余裕がほしいところだ。

雑談も雑談。しかし、心理学の世界には「返報性の法則(プレゼントに対してお返しをしたくなるという心理的作用)」というものがあるらしい。雑談はプレゼント。これがお金に変わる可能性を秘めているというのだからバカにはできない。

やはり堤体というものの近くに住んで、なりわいをしている人のリアルタイムの情報は貴重なのである。

「金曜日の夕方にカミナリをともなった夕立が降ったよ。」

この一言がどれだけ重要なことか。

あたらしい音楽関係のしごと。4選目は「お土産屋さん」。

無料見積もり、
スーパーの試食コーナー、
試供品の提供、
そういったものは全て、
「返報性の法則」を利用しているのだとか。
ビジネスは、
深い。

プロスペクター

あたらしい音楽関係のしごと。5選目は「プロスペクター」。

プロスペクター(Prospector)とは、「探鉱者」とか「鉱山師」と訳される英語である。金・銀・銅、レアメタル、石油。いずれにおいても、それをさがし当てる存在がいなければ鉱物資源は国家の地下に永久眠ったままである。

砂防ダム。日本全国で約9万基。

治山ダム。日本全国で約44万基。

足して単純計算、53万基。

演奏施設としての可能性を秘めた場所が全国で53万もあるのだという。

とてつもない数だ。

そんななか、当ブログでは「歌える堤体さがしの旅」をメインテーマとし、歌って遊べるような砂防ダム等堤体類を見つけ紹介してきた。

各地の堤体を知るにあたって国土地理院地図をはじめとした資料を利用し、実際に現地を訪れるなかで歌ってみるということを試してきた。

堤体とその下流部区間である「堤体前」ごとに空間の形状は異なり、そのことによって響きに違いが生じる。さらに、木が生えていたり、大小の転石があったり、水の落下地点(ノイズ発生源)があったりと、堤体前ごと演奏施設としての差異は潜在的に決して小さくないということがわかる。

堤体前の響きが、場所ごとに違うというのであればその一つ一つを調べる人物が必要であると森山は考える。

53万という途方もない数を分母にすることになるが、逆にいえば演奏施設として利用できる可能性をもった場所をそれだけ膨大な数、国家として抱えているということも言える。

宝の持ち腐れになってはいないか。

53万の堤体は物質的にはそれぞれが独立している。しかしながら、この場所を求めて遊びまわる人々は、各地の堤体を連動して評価しているのだということを忘れてはならない。

ランキング化とは前述のとおり。

堤体Aと堤体Bは比較されている。

北海道の堤体も青森県の堤体も山梨県の堤体も静岡県の堤体もすべて一元化された中で比べられている。

「歌える堤体」を1つさがし当てることのメリットは、当該ローカル地域の利益だけにとどまらない。その恩恵は全国に波及する。

53万の可能性に賭けてみようとは思いませんか。

あたらしい音楽関係のしごと。5選目は「プロスペクター」。

53万の可能性。
その可能性に、
賭けてみませんか。
(堤体はもう近く。)

もの書き屋さん

あたらしい音楽関係のしごと。6選目は「もの書き屋さん」。

歌える堤体さがしに取りかかった結果、実際に良い堤体が見つけられたところで、では、その堤体を秘密の存在にしておくのか、世に発信するのかは個人の自由だ。

良い堤体前で歌うことによる利益は、まずはその歌った本人のものとなる。そこで止めておくのか、「アナタもどうぞ。」とし、世に送り出すのかという違いである。

100カ所知っているなら、100カ所ぜんぶ教えてなんてせがむことはしない。しかし、その1割から2割程度でいいから歌える堤体というものを世に発信してくれませんかとは願いたい。

それも、ちょっと書いてくれればいい。ちょっとでいいから書いてほしい。そのちょっとの執筆があとあと大きな火になる。

当ブログ。かつては静岡県の堤体を中心に紹介していた。

しかし、最近は山梨県でのエピソードが連続している。最近の動向だけ見れば、森山は静岡が嫌いになったのか?という声がきこえてきそうだが、決してそんなことはない。

≫「歌える堤体」を1つさがし当てることのメリットは、当該ローカル地域の利益だけにとどまらない。その恩恵は全国に波及する。

これは、前述のとおり。

つまりのところ、山梨県において「歌える堤体」をさがし当てること。その成功利益は静岡県側にも波及するというのが持論だ。

静岡県の歌える堤体の価値を上げたいのならば、本当にやらなければならない努力は静岡県外の歌える堤体を見つけ出し、紹介すること。

これは逆も然り。

山梨県の堤体の価値を上げるために、静岡県の堤体を紹介するという手法がある。

同一県内、異なる自治体同士だってそうだ。

ヨソが良い堤体を持っていて、ウチも良い堤体を持っていて・・・、

じゃあ、どっちの方が良い堤体なの?という比べっこがはじまる。

砂防ダム等堤体類の演奏施設としての価値。それを最大限、高めるためにやることは、

自力本願。

では無く、

他力本願。

でも無く、

相互作用。

お互いが比較されるからこそ、その価値が高まる。

すなわち、

ちょっとでいいから書いてほしい。

「砂防ダムでおもいっきり歌ってみましたー!」

これだけで全然ちがう。おもいっきりやれた。おもいっきりやれるような心理状態にさせてくれた。そんな堤体前であった。たった一行のコピーから読み取れる。この宣伝効果がデカい!

あたらしい音楽関係のしごと。6選目は「もの書き屋さん」。

歌える堤体の紹介は、
相互作用。
価値はお互いに高まる。
そう考えると、
やる気がみなぎる!

雑誌編集者さん

あたらしい音楽関係のしごと7選目は「雑誌編集者さん」。

これは究極。究極なのだけれども「業界」の二文字を使いたいならば、絶対に越えなければならない高い高い壁だ。

業界として、書店・図書館という場でその存在を対外的にアピールできる。

業界として、ケガ予防、遭難予防のためのアナウンスができる。

業界として、プロ砂防ダム音楽家を輩出できる。

業界として、イベントを自前で用意できる。

いずれも「業界」の二文字が使えなければ、説明のつかないことだ。

雑誌が運営できるくらい、ファンが多くて資金もあるようなジャンルになること。そこまでいくのが目標である。

あとは、みんなの「歌える堤体さがしの旅」が読みたい!という欲。

そんなこともあって。

あたらしい音楽関係のしごと7選目は「雑誌編集者さん」。

以上、

今回は、あたらしい音楽関係のしごと7選としてお送りした。

きょうも距離を測り、
角度を測り、
風を測る。
冷えっ
とりあえずは避難だ。
立派な東屋がある堤体前。
ギア紹介。
あとはこちらも。
ゲホゲホ・・・、うまい。
雪に吸収され気味でした。響きは。
銘板。